増えるパートの需要に関して
景気の回復が報じられていますが、給与にはなかなか反映されない現状があります。正社員の募集は限られた職種ですし、本格的な景気回復にはまだまだ時間がかかりそうです。それとは対照的に、アルバイト・パートの求人は伸びているようです。コンビニ業界は好調をキープしていますし、飲食店の新規オープンも目立ちます。学生や主婦層が社会に出ることで、景気には大きな刺激となっているようです。雇用はある訳ですから、これで賃金が上がれば完璧です。保育業界や医療の分野においても、パート雇用が広がりを見せています。良い傾向ではないでしょうか。
都市部においては、時給が1000円を超えるのは当たり前です。ただ、地方においては足元にも及ばない現実があります。自治体が定める最低時給に近いところもあり、この辺りが景気回復への障壁になっているようです。飲食店等においては、アルバイトやパート従業員が店を下支えしています。正社員の数は少ないですし、まさに職場の心臓部だと言える存在です。子育てが一段落した女性は、積極的に働きに出るべきです。賃金が得られるのはもちろんですが、気分転換にもなりますし、自らの存在価値を確かめられるはずです。